ハートレイルズの技術スタッフによるブログです。

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2013年1月28日月曜日

SPDY の紹介と nginx で SPDY を使う方法

みなさん、はじめまして。昨年末に入社しました やまぎし という者でございます。Twitter 等はやっていない、ということにしておいてください。ともかく何卒よろしくお願いいたします。

さて、十数年もの間 1.1 のまま変わらず有り続けていた HTTP の規格ですが、この頃は新たな風が吹いており、HTTP/2.0 の存在が見えてきました。まだワーキンググループが発足したばかりであり、具体的に変わるのは当分先になるであろうとは思いますが、米 Google 社の提唱している SPDY が HTTP/2.0 に取り入れられる形が濃厚であろうと話されています。

SPDY は先述した通り米 Google 社が提唱している規格です。長年使われてきている HTTP/1.1 は、歴史も深くそれだけ安定した規格ではありましたが、一度の接続では一つの要求しか扱えません。2000 年代前半の頃のように HTML 文書といくつかの画像ファイルを読み込むだけの簡素なウェブページではそれによって生じる問題はそうありませんでしたが、2000 年代の中頃から現われ始めた XMLHttpRequest 等を使った複数のリソースを動的に取得し、ウェブページの内容を操作するようになると、細かな通信のボトルネックが無視できないようになってきました。この問題に効率的に対応するために産まれたのが SPDY です。SPDY では一度の接続で複数の要求を扱うことができるので、読み込むリリースが多ければ多いほど、SPDY を使った場合と使わなかった場合の速度の差は大きくなります。